ケアハウス荒川
福祉施設事業
引渡日：2012/5
敷地面積：282.64 ㎡
延床面積：978.73 ㎡
建物概要：児童福祉施設等 共同住宅 鉄筋コンクリート造 6階
本計画は、地主の工場跡地の有効活用です。但し、周辺にはアパートが多く入居の心配があるにもかかわらず、住宅メーカーは一般的な賃貸アパートの提案で10年以降のことはあまり加味されていない提案ばかりとのことです。
空室や家賃の下落の心配が少なく将来的な需要が想定できる賃貸事業を提案してほしいというかなりハードルが高いご希望です。
当社は、実績のある「都市型軽費老人ホーム」を１階～3階とオーナー住戸を併設した共同住宅を4階～6階という高齢者施設と共同住宅を併用した賃貸事業を計画しました。
高齢者施設は荒川区からの助成金を活用することで投資コストを削減すると共に、介護事業者の20年間一括借上と固定賃料で長期安定経営を計り、共同住宅は単身者から二人住まいが可能なディンクスをターゲットにした周辺に無いプランで競争力の高い賃貸マンションを提案することにしました。
高齢者施設と賃貸マンションのエントランスは南北で完全に分離し、マンションの入居者が高齢者施設を気にする事無く生活できるプランとしました。また、外観は若者が住みたいと思える重厚でありながらシンプルなデザインとしました。